
VTuber界における「休止」や「旅立ち」の配信は、どうしても寂しさや切なさが勝ってしまうものです。しかし、2026年6月に行われたこの配信は、まったく異なる温かさと輝きに満ちていました。
hololive DEV_ISの「ReGLOSS」に所属する儒烏風亭らでんと、個人勢の学術系VTuber・北白川かかぽ。「学術・文化の面白さを世に広める」という共通の志を持ち、ファンから「らぽラボ」の愛称で親しまれてきた2人の、無期限活動休止前ラストとなるコラボ歌枠が配信されました。
配信の幕が開くと、そこにあったのは湿っぽさではなく、お互いの背中を全力で押し合うような熱いカラオケの熱量。そして、配信中盤には界隈の垣根を越えた豪華ゲストたちが次々と乱入する前代未聞のサプライズが巻き起こり、終盤にはお互いへの感謝を綴った手紙の朗読でコメント欄が「大号泣」の渦に包まれました。
本記事では、単なる終わりのセレモニーではなく、学術Vとしての固い絆、そして笑顔で送り出す「最高に美しい旅立ち」となった本配信の見どころを、その場の空気の変化や視聴者のリアルな熱量とともに余すことなく振り返ります。
▶ 【歌枠】かかぽと最後のコラボ!一緒にカラオケするぞー!!【儒烏風亭らでん #ReGLOSS 】
配信の全編に流れる、笑いと涙が絶妙に混ざり合う奇跡的な空気感は、ぜひアーカイブの音と映像で直接体感してください。
配信概要
■ 基本情報
- 出演者:儒烏風亭らでん、北白川かかぽ
- ゲスト出演:きら子、星見まどか、宇推くりあ、諸星めぐる、栞葉るり(にじさんじ)、カルロ・ピノ(.LIVE)
- 企画内容:無期限活動休止前のラストコラボカラオケ歌枠、思い出トーク、サプライズ突撃&メッセージ朗読
- テーマ:笑顔で送り出す最高の旅立ち、らぽラボの集大成
- 見どころ:
- 「ダチ」としての息がぴったりな選曲とブチ上がりのデュエット
- 総勢6名の学術・文化系Vが寿司ケーキとプレゼントを抱えて突撃するサプライズ
- 涙なしには見られない、お互いの未来を全肯定するラストの手紙朗読
■ 初心者向け補足
儒烏風亭らでんは、ホロライブの次世代グループ「ReGLOSS」のメンバーであり、落語や美術、文学などの伝統文化・芸術への深い造詣を持つ唯一無二のキャラクター性で知られています。一方の北白川かかぽは、物理学や科学といったアカデミックなジャンルを楽しく解説する「バーチャルサイエンスコミュニケータ」として活動してきました。
企業勢と個人勢という枠組みを超え、お互いを「ビジネスパートナーではなく、純粋なダチ(友達)」と呼び合ってきた2人。これまで数々のロケ企画や勉強会を共にしてきた「らぽラボ」だからこそ作れる、特別で、どこまでも誠実な関係性がこの配信の土台にあります。
配信を追体験する
息ぴったりのスタートから「らしさ」全開のカラオケへ
配信が始まると、画面にはお馴染みの和モダンな背景の中に立つ2人の姿が映し出されました。コメント欄には「きちゃ!」「待ってた!」の文字とサイリウムのエモートが高速で流れていきます。
かかぽが「なんで最後かというと、私北白川かかぽは6月15日をもちまして、無期限活動休止に入るためでございます!」と、あえていつも通りの明るくハキハキとした声で告げると、らでんも「しんみりした空気は無し! 最後まで楽しく歌っていくぞ!」と応じ、スタジオのテンションを一気に引き上げます。
1曲目に選ばれたのは、アニメ『ゆるキャン△ SEASON3』のOPテーマである『レイドバックジャーニー』。

これから新しい旅(挑戦)へ向かうかかぽの背中を押すような歌詞が、2人の透き通るようなハーモニーで響き渡ります。続く『チューリングラブ』では、ポップな掛け合いを見せ、コメント欄も「KKP!JFT!」のコールで大盛り上がり。休止を控えているとは思えないほど、いつもの「らぽラボ」の賑やかな空気が広がっていきました。
さらに学術Vらしいチョイスとして飛び出したのが『スイヘイリーベ~魔法の呪文~』と、Nobodyknows+の『ココロオドル』。らでんのキレのある低音ラップとかかぽの可愛らしくも力強い歌声が完璧に噛み合い、視聴者もチャット欄で歌詞をタイピングしながら画面の前で体を揺らします。
「らぽラボ」が歩んだ濃厚な足跡
歌の合間には、これまでの活動の思い出話が花を咲かせました。 「初めての生誕祭が『らぽラボ第0回』だったんだよね」と振り返るかかぽ。らでんが「あの時は生配信でやるような内容じゃなかったよね、濃すぎて!」と笑うと、チャット欄には古参リスナーからの「懐かしい」「あそこから始まったんだな」というしみじみとしたコメントが並びます。
らでんの最も印象深い思い出として挙げられたのは「備前焼回」。実際に現地へ赴き、土に触れ、歴史を学んだロケの記憶。単なるエンタメの枠に留まらず、本気で日本の文化や学術を愛し、広めようとしてきた2人の歴史がリスナーの脳裏にしがみつきます。
休憩を挟みつつ披露された『ファッとして桃源郷』や『ロキ』では、らでんが激しくヘッドバンギングをするような仕草を見せ、かかぽがそれにツッコミを入れるなど、2人の距離感の近さが存分に発揮されました。

コメント欄が爆発!総勢6名の豪華ゲストが寿司ケーキを持って乱入
配信の空気が最も最高潮に達したのは、ラストナンバーとしてアナウンスされた『シュガーソングとビターステップ』の最中でした。
軽快なイントロが流れ、2人が楽しそうにステップを踏みながら歌い上げ、いよいよ曲が終盤に差し掛かった。突如、らでんが曲中にもかかわらず「入ってきて!?」とスタジオの扉の向こうへ声をかけます。
次の瞬間、画面が一気に華やかになりました。

現れたのは、きら子、星見まどか、宇推くりあ、諸星めぐる、そしてにじさんじ所属の栞葉るり、.LIVE所属のカルロ・ピノという、総勢6名の学術・文化系VTuberたち。所属企業の枠や個人・企業の壁を完全に取っ払った、あまりにも豪華なメンツの集結に、コメント欄は「え!?!?」「嘘でしょ!?」「豪華すぎる!!」という驚愕の叫びで完全に埋め尽くされました。
ゲスト陣の手には、なんと巨大な「寿司ケーキ」と色鮮やかな花束が握られていました。 「かかぽ、お疲れ様ーー!!」と口々に叫ぶ仲間たちに囲まれ、かかぽは「ええっ!? 何これ! 嘘!」と本気でパニックになりながらも、大粒の涙をこぼします。
さらに、星見まどかからは物理学にちなんだ「ド・ブロイ波ネックレス」、諸星めぐるからは「白いだるまパンダ」など、かかぽの好みを完全に理解した個性豊かなプレゼントが次々と手渡されます。

この瞬間、チャット欄の勢いは最高速を記録。単なる1つのチャンネルの配信ではなく、日本の学術・文化系VTuber界隈全体が、北白川かかぽという1人のクリエイターを愛し、その門出を全力で祝いに来たという圧倒的な「連帯感」が画面越しにビシバシと伝わってきました。
号泣亭真打の誕生とお互いへ送る「最後のラブレター」
賑やかなサプライズパーティが一段落すると、スタジオは一転して、静かで温かい空気に包まれます。
らでんがマイクの前に立ち、かかぽへ向けて言葉を紡ぎ始めました。 普段の配信では破天荒でユーモア溢れるらでんが、一言一言を噛み締めるように、「かかぽなら、どこへ行っても絶対に大丈夫。だってこれだけたくさんの人に愛されて、これだけのことを成し遂げてきたんだから」と、真っ直ぐな信頼を口にします。その声はわずかに震えており、隣にいるきら子がすでに大号泣している様子(号泣亭真打)が暴露されると、視聴者からも「もう涙が止まらない」「きら子さんにつられて泣く」とのコメントが殺到しました。
そして、今度はかかぽかららでんへのサプライズの手紙が読み上げられます。

「人生に新しい彩をくれて本当にありがとう。大好きだよ。」
お互いが活動の中でどれほど大きな支えになっていたのか。語られる言葉のすべてに嘘偽りのない「本音」が宿っていました。いつもはプロレス的な掛け合いの多い2人が、涙をこらえながらも笑顔で「出会えて良かった」と言い合う姿は、まさに「笑顔で送り出す最高に美しい旅立ち」そのものでした。
配信の最後は、集まった全員とリスナーからの特大の「いってらっしゃい!!」の文字が画面を埋め尽くし、どこまでも前向きな拍手の中で幕を閉じました。
この配信が面白かった理由
■ 「ダチ」であり「戦友」である唯一無二の距離感
この配信が多くの人の心を動かした最大の理由は、らでんとかかぽの間に流れる「ビジネスを感じさせない純粋な友人関係」にあります。 休止前だからといって過剰に美化するのではなく、前半は普段通りのテンポで『ココロオドル』を全力で歌い、中盤はいつものように笑い合う。この「いつも通り」の楽しさがあるからこそ、終盤の手紙朗読で溢れ出た本音の感謝が、より一層深いリアルな質感を持ってリスナーの胸に刺さったのです。
■ 学術・文化系VTuberたちが証明した「連帯感」
ホロライブ、にじさんじ、.LIVE、そして個人勢。本来であれば交わることが容易ではない垣根を越えて6名ものゲストが集結したサプライズは、これまでの「らぽラボ」が界隈に与えてきた影響力の大きさを証明していました。 「学びをエンタメにする」という同じ泥をすすり、同じ喜びを共有してきた戦友たちだからこそ、あの場にいた全員の「いってらっしゃい」という言葉に、損得勘定抜きの重みが宿っていました。
SNS反応整理
配信終了後、X(旧Twitter)などのSNSでは、関連ハッシュタグがトレンド入りを果たすなど大きな反響を呼びました。
特に多く切り抜かれ、共有されていたのは、やはりの『シュガーソングとビターステップ』の曲中でのゲスト乱入シーン。 「まさかこのメンバーが揃うなんて夢にも思わなかった」「所属の壁を超えて集まる学術Vの絆に鳥肌が立った」という驚きと称賛の声がタイムラインを埋め尽くしました。
(出典 @JFT_katatsumuri)
カタツムリでんでん丸🐚🍎🐤🥝 @JFT_katatsumuri
ラストのカラオケコラボお疲れ様でした! らぽラボや3Dお披露目などの思い出の曲を 2人で歌い上げながら各イベントを 振り返る様子に感動しました… まさか寄せ書きしてくれた 学術Vが全員集合するとは!! 愛されてるね!かかぽちゃん✨️🐤🥝 皆のかかぽちゃんへの気持ち、親友として pic.x.com/zxWyw7hiqC
(出典 @Lz8ZGw7l8tmD8q1)
勹千十=」×了'| @Lz8ZGw7l8tmD8q1
返信先:@juufuuteiraden らでんちゃん かかぽちゃん 学術乙女Vさんたち 配信おつかれさまー&ありがとう ラストコラボ配信って アーカイブ見直すと 悲しくなっちゃうことが多いのだけれど 今日の配信は 温かさと優しさと笑いに溢れていて 思わず見返したくなっちゃうわね! 素敵な配信をありがとう!! らぽラボ最高!!!!!!!
(出典 @nijikoyomi)
🌈瑠璃月亭にじちゃん(🐚より亭号を頂きました) @nijikoyomi
コラボカラオケ配信お疲れ様でした! めちゃくちゃ素敵な送別会になったね🫶🏻︎💕︎︎ らぽラボもらてかぽも永久不滅✨️らぽラボフォーエバー! 最後サプライズまさかみんな来ると思ってなくてびっくりした! かかぽちゃんは沢山の仲間に愛されてるね! #らでん記 #かかぽライブ #らでかぽカラオケ
まとめ
儒烏風亭らでんと北白川かかぽの「らぽラボ」ラストコラボ歌枠は、VTuber史に残る「最も温かく、最も美しい旅立ちの形」を見せてくれた神回でした。
寂しさを笑顔の歌声で吹き飛ばし、豪華な仲間たちの愛で包み込み、最後は涙と手紙で互いの未来を祝福する。たとえ表舞台での形が変わろうとも、2人が築き上げてきた「学びの楽しさ」と「固い絆」は決して色褪せることはありません。
悲しいお別れではなく、次なる挑戦へ向かう友人の背中を全員で押す、あまりにも前向きな1時間半。この熱量と感動の空気感は、今からでもアーカイブを視聴する価値が間違いなくあります。画面の向こうで繰り広げられた奇跡の瞬間を、ぜひその目で確かめてみてください。
関連リンク
- 本編アーカイブ:【歌枠】かかぽと最後のコラボ!一緒にカラオケするぞー!!【儒烏風亭らでん #ReGLOSS 】
- 関連歌ってみた動画:レイドバックジャーニー covered by 北白川かかぽ&儒烏風亭らでん
配信内でも紹介された、かかぽのチャンネルでプレミア公開された最新の歌ってみた動画もあわせてチェックすると、この配信の余韻がより一層深まります。














